「下町ボブスレー」で滑走するイタリア代表の男子ペア=コルティナダンペッツォ(共同)

 【コルティナダンペッツォ(イタリア)共同】ボブスレーでミラノ・コルティナ冬季五輪のテスト大会を兼ねたワールドカップ(W杯)が22日、イタリア北東部のコルティナダンペッツォで行われ、男子2人乗りに「下町ボブスレー」を使用する同国代表が出場した。29位と振るわなかったものの、パイロットのバリオラは「下町の開発技術を信じているので乗り続ける」と語った。

 下町ボブスレーは、東京都大田区の町工場がものづくりの力を示すためにそりを作製するプロジェクト。2011年から活動を始め、海外勢に提供してきたが、五輪での採用はまだない。