【キーウ共同】米国とウクライナの当局者は23日、スイス・ジュネーブで米国がウクライナに示した和平案を協議する。ロイター通信によると、英仏独伊も参加。和平案はウクライナに極めて不利な内容で、米国に修正を求める構えだ。トランプ米大統領は和平案が最終案ではないとの認識を示し、交渉に含みを持たせた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は交渉団トップにイエルマーク大統領府長官を任命。
米当局者によると、ドリスコル陸軍長官は既にジュネーブ入りし、ウィットコフ特使とルビオ国務長官は23日に到着する。
トランプ氏は22日、和平案が最終案かどうか記者団に問われ「ノー」と否定した。「いずれかの方法で戦争を終わらせたい」と強調。トランプ氏は27日を合意の期限と指定している。
EU主導で22日に開かれた首脳会合後の共同声明は「国境線は武力によって変更されてはならないという原則は明確だ」と言明。侵略の結果、領土割譲が生じるような事態は受け入れられないと強調し「ウクライナ軍に制限をかけるような提案も憂慮している」とくぎを刺した。
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