【ヨハネスブルク共同】日米欧の先進国に新興国を加えた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が22日、南アフリカのヨハネスブルクで開幕した。初めて参加した高市早苗首相は「自由で開かれたインド太平洋」実現の重要性を各国・地域の首脳と共有したい考えだ。G20の議論を左右する米国のトランプ政権は欠席を表明しており、23日の閉幕までに首脳宣言を採択できるかどうかが焦点となる。
今回はアフリカで初めてのG20サミット。議長国の南アは、途上国の債務軽減策や重要鉱物のサプライチェーン(供給網)強化を主要議題とした。初日は、米政権が発動した高関税政策の悪影響を受ける世界経済や貿易の先行きを議論する。
トランプ米大統領は南アでの人権侵害を一方的に訴え、自身を含めて米政府関係者は出席しないと表明した。2008年のG20サミット開始以来、初めて首脳宣言を出せない可能性がある。ロイター通信は21日、米国の反対にもかかわらず、関係国が首脳宣言の草案に合意したと報じた。
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