2014年に始まったJ3を経験したチームが天皇杯を制するのは初めて。町田は18年にサイバーエージェントが経営権を取得して急成長し、頂点をつかんだ。
12年にJ2入りしたが、1シーズンで日本フットボールリーグ(JFL)へ降格。14年にJ3に参入し、16年にJ2に復帰した。ただ、J1昇格に向けては練習施設などがリーグの求める基準を満たせないままだった。
環境が一変したのは、インターネットテレビ「ABEMA」を展開し、スポーツ分野に関心があったサイバーエージェントが11億4800万円で株式の80%を取得してから。天然芝の練習場やクラブハウスが完成した。
22年12月にサイバーエージェントの藤田晋社長がクラブの社長に就任すると、23年度のトップチーム人件費は前年度の約2・4倍の18億円超に。青森山田高から黒田剛監督を招き、J2を制してJ1に初昇格した。
新進気鋭のクラブは実力者にも魅力的に映り、昨夏は日本代表経験のある相馬勇紀、中山雄太を獲得した。
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