【ナイロビ、ワシントン共同】ナイジェリア西部ナイジャ州のカトリック系寄宿学校が21日、武装集団に襲撃され、地元のキリスト教団体によると、子ども215人と教師12人が拉致された。犯行声明は出ておらず、武装集団の正体は不明。AP通信などが伝えた。
ナイジェリアでは17日、北西部ケビ州の高校が襲われ、女子生徒25人が連れ去られた。17日には西部クワラ州の教会も襲撃され、38人が拉致された。ティヌブ大統領は一連の事件に対応するため、南アフリカでの20カ国・地域首脳会議(G20サミット)への出席をキャンセルした。
APによると、ナイジャ州の学校は12~17歳の子どもが対象。警備員が銃で撃たれ、負傷した。州政府は、脅威が高まっているとの事前情報があったが学校が再開したため、子どもらが危険にさらされたと指摘した。クワラ州の教会襲撃では2人が死亡した。
ナイジェリアでは2014年、イスラム過激派ボコ・ハラムが北東部ボルノ州の学校を襲撃し女子生徒276人を拉致する事件があった。
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