新潟県の花角英世知事は19日の定例記者会見で、東京電力柏崎刈羽原発(同県)の再稼働を巡り、是非の判断について「近く結論を出して話したい」と述べた。 14日に安全対策を確認するため柏崎刈羽原発を視察したほか、18日には福島第1原発で廃炉の進捗状況などを見て回った。 柏崎刈羽原発の再稼働は地元同意が焦点だ。花角氏が県民の意向を見極める材料に挙げた県内30市町村長との懇談会と、県民から意見を聞く公聴会は8月に終えている。今月11日までに県民意識調査の結果も全て公表された。