宇都宮市は13日、同市上欠町の「うつのみや遺跡の広場」で、銅線ケーブル1本約34メートル(約14万円相当)が盗まれたと発表した。

 市によると、12日午前5時15分ごろ、地中に埋設しているケーブルが切断されているのを市が委託する警備会社の社員が発見。市職員が調べたところ、ケーブル2本が切られ、うち1本は盗まれていた。防犯カメラは設置していなかったという。

 切断されたのは電気系統のケーブル。管理事務所の電話は発電機を置いて仮復旧したが、資料館と屋外トイレの照明などが使えない状態。市は13日、宇都宮中央署に被害届を提出。同署が窃盗事件として調べている。