第1クオーター8分、ブレックスの星川がファールを受けながらシュートを決める=東京都のトヨタアリーナ東京

 りそなB1第10節は12日、東京都のトヨタアリーナ東京ほかで13試合が行われ、東地区の宇都宮ブレックスは同地区のA東京に65-67で逆転負けを喫した。今季初の連敗で通算12勝4敗、順位は地区2位のまま。

 第1クオーター(Q)はロースコアの展開となり、ブレックスは15-17で迎えた第2Q、堅守で12失点に抑え、35-29とリードして試合を折り返した。第3Qもその流れは変わらず、星川開聖(ほしかわかいせい)の3点シュートなどで連続10得点を奪い53-43。しかし第4Qは立ち上がりから連続11失点で逆転を許した。残り46秒で比江島慎(ひえじままこと)の3点プレーで同点に追い付いたが、残り4秒で勝ち越しを許し、最後のD.J・ニュービルの3点シュートはリングに嫌われた。

 次戦は15日午後2時5分から、宇都宮市の日環アリーナ栃木で同地区首位の千葉Jと対戦する。

悪夢のような3分半

 逃した1勝以上にチームに与えるダメージは大きかった。ブレックスは強豪A東京を第3クオーター(Q)まで43失点に抑えるも、第4Qにまさかの逆転負け。劇的展開に沸く会場を、選手たちは肩を落として去った。