シニアソムリエの伊藤邦夫料飲支配人

 宇都宮東武ホテルグランデ(宇都宮市本町)は、ボージョレ・ヌーボーの解禁日の11月20日から3夜連続でパーティー&ワイン会「ワインと美食の夕べ」をカフェレストランオアシスで開く。ワインは「現代の名工」受賞歴を持つシニアソムリエの伊藤邦夫(いとう・くにお)料飲支配人が厳選した。

 解禁日の20日は午後6時30分から「ボージョレ・ヌーボーパーティー」を開催する。用意したボージョレ・ヌーボー5、6種と、新酒の甲州白ワイン、フランスのスパークリングワインを、フランスのブルゴーニュ地方の郷土料理とともにビュッフェ形式で味わう。料金は1人8千円。

 2日目の21日は午後6時30分からワイン会「世界各国のワインと料理のマリアージュ」を開く。米国や南米など厳選した世界各国のワイン5種とやはりワイン原産国の料理のペアリングを楽しむ。料理はハーフコース。料金は1人1万2千円。

 3日目の22日は午後6時30分からワイン会「フランスワインとフランス料理の饗宴」を開く。ボルドー、ブルゴーニュ、ロアール、シャンパーニュなど伝統あるフランスワイン厳選6種とフランス料理のフレンチマリアージュをフルコースで堪能する。料金は1人1万5千円。

 販売促進担当の飯島恭弘(いいじま・やすひろ)主査は「今回はワインをおいしく味わうことができ、ワインに親しんでいただく最良の機会になる。3日間とも会場にはソムリエがおり、ワインに関して気軽に質問でき、豆知識も得られる」と勧める。

 同ホテルは今年8月、指の静脈でチェックインと決済ができる生体認証サービス「SAKULaLa(サクララ)」を導入した。事前に顧客の氏名や生年月日、クレジットカードの情報などを登録。専用窓口で指の静脈の生体情報を登録すると、今回のイベントでも指をかざすだけで支払いできる。この生体認証サービスを利用して決済すると、今回のパーティー&ワイン会の料金が3割引きになる。

 予約、問い合わせは同ホテル028・643・2140(午前10時~午後4時)。