栃木県の奥日光の日光二荒山神社中宮祠で11日、男体山など日光連山の登山シーズンに終わりを告げる閉山祭が行われた。

 午前10時ごろ、神楽殿で地元代表者や関係者ら約80人が参列し、神事が執り行われた。その後、登拝門に移動し、神職2人が扉を閉め、中麿輝美(なかまろてるみ)宮司が門にかんぬきをかけた。

登拝門にかんぬきをかける中麿宮司
登拝門にかんぬきをかける中麿宮司

 同神社によると、今年は4月25日の開山からの登山者数は約3万6千人で、昨年並みだった。最終日は約80人が山頂を目指したという。

 中麿宮司は「多くの方に登拝していただき、事故、災害なく閉山を迎えることができた。来年も多くの方に登っていただけるようにお待ちしています」と話した。