純米吟醸・吟醸部門で金賞になった「四季桜 純米吟醸 ARASHIROI」

純米・本醸造部門で金賞の「四季桜 とちぎの星純米酒」

純米吟醸・吟醸部門で金賞になった「四季桜 純米吟醸 ARASHIROI」 純米・本醸造部門で金賞の「四季桜 とちぎの星純米酒」

 モナコ公国で開かれた「モナコSAKEアワード2025」の審査結果が公表され、純米吟醸・吟醸部門で宇都宮酒造(宇都宮市)の「四季桜 純米吟醸 ARUSHIROI」が金賞、純米・本醸造部門で同酒造の「四季桜 とちぎの星純米酒」が金賞を受賞した。また「四季桜 とちぎの星 純米酒」はモッツァレラチーズをテーマにしたマリアージュ賞を受賞した。エントリー総数は非公開。

 第5回目になるアワードは、モナコ日本友好協会が主催し、モナコと日本の文化交流のために開催される日本酒のコンクール。

 地中海に面するモナコは、日本と同じく、海の幸に恵まれており、食文化は隣接するフランスやイタリアの影響を強く受けている。コンクールは、食材と日本酒のマリアージュにも注目しているのが特徴だ。

 日本事務局によると、特にペアリング部門において、「四季桜 とちぎの星 純米酒」が味わいと食中酒としての完成度が高く、審査員の印象に強く残ったようで、高く評価されていたという。審査員からは「モッツァレラチーズとの相性が驚くほど自然で、繊細なうま味が互いを引き立て合っている」「口中で調和が完成する」というコメントがあった。