市産の野菜をふんだんに使って煮込まれる大鍋

 【下野】市の秋の風物詩「東の飛鳥 芋煮会」が2日、天平の丘公園で開かれた。北関東最大級の直径2・5メートルの大鍋で煮込んだ具だくさんの汁を大勢の来場者が満喫した。

 今年で28回目。開始2時間以上前から当日券を求める列ができ、まき火で煮た約3千食分が用意され、市職員約70人が手際よく配膳した。

 坂村哲也(さかむらてつや)市長は「市の野菜をふんだんに使った、思いの詰まった鍋を食べながら交流してください」とあいさつ。家族連れらは思い思いにかんぴょう、サトイモなどが入った汁に舌鼓を打っていた。

 家族や親族ら8人で訪れた小山市、今畠理人(いまはたりひと)ちゃん(4)は「お芋がおいしい。みんなで食べて楽しい」と笑顔だった。