1986年のチョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故に伴う健康被害に苦しむ現地の子どもたちへの支援を続ける市民団体「チェルノブイリ子ども基金」が、2026年版の「救援カレンダー」の販売を始めた。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で支援活動にも支障が出ており「子どもたちが平和で自由に、元気に暮らせる日が一日も早く訪れるように」との願いを込めた。
被災地域では、事故から40年近くたった今でも脳腫瘍やがんなどの重い病気にかかる子どもたちがいる。基金は91年から支援活動を開始。96年から、ウクライナとベラルーシの放射能汚染があった地域に住む病気の子どもたちを、汚染の少ない自然豊かな保養施設に招く支援を続けてきた。
カレンダーは見開きA4判で1部千円(送料別)。収益は東京電力福島第1原発事故で被災した子どもたちの支援にも充てる。25年版の収益は97万円だった。問い合わせは同基金、電話とファクスいずれも03(6767)8808。メールアドレスはcherno1986@jcom.zaq.ne.jp
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