東京電力は27日、新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の使用済み核燃料を、青森県むつ市の中間貯蔵施設へ搬入する作業を進めた。搬入は昨年9月に続き2度目。東電は同原発再稼働に備え、保管場所の逼迫解消を目指す。
同日午前、核燃料を収める金属製専用容器(キャスク)を積んだ運搬船が施設近くの港に接岸した。午後、キャスク1基を載せた輸送車両が施設までの専用道路を走行し、施設内に運び込んだとみられる。港近くの海岸には反対派住民ら約15人が朝から集まり「青森県を核のごみ捨て場にするな」「搬入するな」と訴えた。
東電は本年度、キャスク2基(燃料集合体138体)を搬入する予定を公表していた。
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