赤沢亮正経済産業相は25日、就任後初めて福島県を訪問し、東京電力福島第1原発を視察した。廃炉作業や処理水対策などを確認し、東電の幹部らに「安全確保を最優先に廃炉作業に取り組むとともに、地域との共生を進めてほしい」と求めた。
赤沢氏は昨年11月と今年4月に東電が実施した溶融核燃料(デブリ)の試験採取に触れ「難度の高い廃炉作業の中、重要な前進がみられたと認識している」と述べた。面会した東電ホールディングスの小林喜光会長は「福島への責任の貫徹に全力を尽くす」と応じた。
東電は7月、デブリの本格的な取り出しが、当初予定の2030年代初頭から37年度以降にずれ込むと明らかにしている。
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