東京電力は22日、再稼働を目指す新潟県の柏崎刈羽原発で「安全決起大会」を開いた。同原発で働く全職員の安全意識を高め、負傷事故や火災を発生させないことを目的としている。稲垣武之所長はあいさつで、今年4月から今月21日までに、昨年度と同数の15件の作業事故が起きているとし「非常に危機的な状況。現場確認を強化し、安全意識の向上を図る」と述べた。
大会は東電と協力会社でつくる「柏崎刈羽原子力安全推進協議会」が主催し、156人が参加した。大会後、稲垣氏は取材に「県民から厳しい視線が注がれていることを十分に自覚している。再発を徹底的に防止したい」と語った。
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