東京電力は21日、新潟県の柏崎刈羽原発7号機から、装填していた核燃料を取り出す作業に着手した。2週間ほどかけて使用済み燃料プールに移す。当初6、7号機の再稼働を目指していたが、テロ対策施設工事の遅れなどで7号機の見通しが立たなくなった。
この日、午後1時から取り出し作業を始めた。7号機は2017年、再稼働の前提となる国の審査に合格。テロ対策の不備が発覚して運転禁止命令が出されたが、その後解除となり、24年4月に、核燃料計872体を装填している。ただテロ対策施設の設置期限が今年10月に迫る中で工事の遅れがあり、地元同意も見通せないことから、再稼働が先送りされた。
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