「青天の霹靂(へきれき)だった。極めて残念なことだ」。14日午後、東京・永田町の自民党本部。約1時間半に及んだ両院議員懇談会を終えた船田元(ふなだはじめ)衆院議員は、取り囲んだ報道陣の質問に切々と答えた。
公明党の連立政権離脱を受けて開催されたこの会合では、地方での協力関係の維持を求める声が相次いだ。公明の斉藤鉄夫(さいとうてつお)代表に、連立にとどまるようメールを送っていたという船田氏は「26年間の絆は残してほしいと思う」と訴えた。
自公連立政権を支えてきたのは、全国各地で培った選挙時の協力体制だ。この協力が「白紙」となれば、自民議員が選挙区で獲得していた公明票が失われることになり、関係者の懸念は大きい。
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