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 栃木県那須町湯本の那須岳(茶臼岳)で紅葉が最盛期を迎えた。色鮮やかなツツジやナナカマドなどの木々が牛ケ首へ向かう登山道や姥ケ平周辺を彩っている。

最盛期を迎え、色鮮やかに染まった姥ケ平周辺の紅葉=13日午前10時20分、那須町湯本
最盛期を迎え、色鮮やかに染まった姥ケ平周辺の紅葉=13日午前10時20分、那須町湯本

 例年より1週間ほど遅い10月初旬に色づき始めた。3連休最終日の13日は曇り空が広がったが、県内外から多くのハイカーが来訪。霧の中から現れた赤や黄色の景色に見入り、感嘆の声を上げていた。

 家族3人で訪れた東京都品川区、会社員高木諒平(たかぎりょうへい)さん(34)は「赤い色がとてもきれいで見応えがありますね」と目を細めた。

牛ケ首へ向かう登山道周辺の紅葉
牛ケ首へ向かう登山道周辺の紅葉

那須高原ビジターセンターなどによると、天候にもよるが、今週いっぱい楽しめそう。今後は駒止の滝やつつじ吊橋(つりばし)の紅葉が見頃を迎える。