時計の中の子どもが真夜中にすしを盗み食いするファンタジー「チックタック」、鷹の巣を取りに行く5人の子どもを描いた「鷹の巣とり」-。聞けば「あ、知ってる」と思う人もいるだろう。1960、70年代に小学校の国語の教科書に取り上げられた児童文学作品だ。
作者は大正から昭和初期に活躍した鹿沼市楡木町出身の児童文学作家千葉省三(ちばしょうぞう)(1892~1975年)。近代の日本文学史上、宮沢賢治(みやざわけんじ)、新美南吉(にいみなんきち)らと並んで、中央で高く評価された。今年10月13日、没後50年を迎える。
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