中部電力は7日、廃炉作業中の浜岡原発1号機(静岡県御前崎市)で、原子炉の解体撤去工事に着手したと発表した。商業用原発の原子炉の解体撤去開始は、今年3月の浜岡2号機に続き国内で2例目。4段階ある廃炉作業工程のうちの第3段階となり、2035年度までに原子炉解体を終える予定だ。建屋の撤去などを含めた廃炉は42年度に完了するとしている。
中部電によると、7日午前、建屋内にある原子炉圧力容器のふたをクレーンで取り外した。使用済み核燃料は既に取り出されており、今後、圧力容器や格納容器の解体作業を進める。
浜岡1号機は1976年に営業運転を開始したが、2009年に運転を終了した。
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