明治安田J3第30節は5日、カンセキスタジアムとちぎほかで5試合が行われ、栃木SCはで北九州に0-1で競り負けた。9試合ぶりの黒星で通算12勝7分け11敗の勝ち点43、順位は北九州に追い付かれて7位タイとなり、昇格プレーオフ圏6位と勝ち点差が5に広がった。

前半44分、相手にPKを与えて先制され、険しい表情を見せる栃木SCの選手たち=カンセキスタジアムとちぎ、森田大地撮影
前半44分、相手にPKを与えて先制され、険しい表情を見せる栃木SCの選手たち=カンセキスタジアムとちぎ、森田大地撮影

 栃木SCは序盤から攻め込むもゴールを奪えず、前半44分、PKを決められて先制された。後半も攻勢は変わらなかったが、最後までゴールが遠かった。

 次戦は12日午後2時から、同会場で福島と対戦する。

明暗分けた精度の差

 内容では上回ったが、勝ち点を積み上げられなかった。栃木SCは北九州に競り負け、9戦ぶりの敗戦。昇格プレーオフ(PO)圏を懸けた熾烈(しれつ)な争いを繰り広げる相手との直接対決だっただけに、痛恨の黒星だった。