6回、幸福学園の遊撃手・鈴木(左)が二盗を阻止=清原球場

 第78回秋季県高校野球大会第9日は4日、清原球場で準決勝2試合が行われ、文星芸大付が2年ぶり18度目の関東大会出場を決めた。

 文星芸大付は幸福の科学学園を6-2で下し、4年ぶり18度目の決勝に駒を進めた。

 大会最終日は5日午前9時から同会場で決勝が行われ、文星芸大付は16年ぶりの優勝を目指して佐野日大と対戦する。

■強豪に食らいつく一打

 1点を追い、文星芸大付に押され気味で迎えた五回の先頭、幸福の科学学園は4番の一振りで流れを五分に戻した。佐久川正心(さくがわしょあ)が狙いの内角直球を振り抜くと、打球は左翼席へ。「感触は良かった」と一、二塁間を走りながら人さし指を突き立てた。