9三振を奪い完投した佐野日大の主戦・鈴木=清原球場

2年連続の決勝進出を決め、拳を握って雄たけびを上げる佐野日大の主戦・鈴木=清原

9三振を奪い完投した佐野日大の主戦・鈴木=清原球場 2年連続の決勝進出を決め、拳を握って雄たけびを上げる佐野日大の主戦・鈴木=清原

 第78回秋季県高校野球大会第9日は4日、清原球場で準決勝2試合が行われ、佐野日大が2年連続14度目の関東大会出場を決めた。

 佐野日大は6-4で国学院栃木を退け、2年連続12度目の決勝進出となった。

 大会最終日は5日午前9時から同会場で決勝が行われ、佐野日大は2年連続の優勝を目指して文星芸大付と対戦する。

■制球武器に9奪三振 佐野日大・鈴木

 27個目のアウトを取ると、佐野日大のエース鈴木有(すずきゆう)は右手の拳を握って大きくほえた。「立ち上がりが課題だったが、低めを意識してうまく投げられた」。