2007年度から県内初の中高一貫校として歩み、27年度からは6年間を見通した教育活動に取り組む「中等教育学校」に移行する栃木県立宇都宮東高校。「授業第一主義」を掲げ、国公立大への現役合格といった確かな進学実績を積み重ねている。学力向上と探究活動の両軸をサポートし、生徒たちの将来や実績へとつなげる宇都宮東高の“受験の現在地”に迫る。

県内初の中高一貫校「宇都宮東高校」
県内初の中高一貫校「宇都宮東高校」

【記事中に2025年度入試の合格実績(合格大学、合格者数など)を掲載】

 

5~6割が国公立大に現役合格

 25年3月の卒業生は152人で、進路は国公立大73人(48%)、私立大62人(40・8%)、短大や専門学校など3人(2%)、受験準備14人(9・2%)。