ダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」の長野凌大と俳優の藤林泰也が、フジテレビのドラマ「PUNKS△TRIANGLE〈パンクス・トライアングル〉」(10月10日スタート)でダブル主演する。服飾専門学校が舞台のボーイズラブ漫画を実写化。長野は「キュンキュンする恋と、個性的なファッションが楽しめる」と話す。
パンク雑誌で活躍するモデルのアイに憧れてファッションの道に飛び込んだ千明。自分の作った服をアイに着てもらうため、校内コンペに挑むが、共同制作することになったのは不器用でさえない同級生の江永で…。
千明を演じるのは長野。派手な見た目とは裏腹に「どこまでもピュア。アイと服飾へのまっすぐな気持ちを大事に演じた」と役作りを語る。
実は同一人物だったアイと江永を、藤林が演じる。自身もパンク好きで「江永からアイの姿になると自然に背筋が伸びた」。意識したのは声の演技だ。「色気のあるトーンでアイのカリスマ性を表現しました」
当初はぎくしゃくしていた千明と江永だが、頑張る人を支える「背骨になる」服を作りたい、との思いで意気投合する。
それぞれの「背骨になった言葉」を尋ねると、藤林は「悔しかったら偉くなれ」を挙げた。「思い通りにならないのは自分の力が足りないから。そう考えると悔しさが頑張る力になる」と語る。
長野が大事にしているのは「ためらいは一瞬、後悔は一生」という言葉。「内気な自分が前に出る勇気をもらっている」
初回は10月10日午前1時40分から、2話目以降は毎週金曜午前1時15分から。放送終了後、TVer、FODで見逃し配信