脳腫瘍で闘病中の「LUNA SEA」のドラマー真矢が、出身地の神奈川県秦野市で開かれた祭りに登場し、集まったファンらに「必ず復帰してドラムのスティックを持って帰ってくる。それまでちょっと待っていてください」と誓った。
毎年参加してきたという「秦野たばこ祭」に、車いすで現れた真矢。つえを手に立ち上がると「ずっと待ってる!」「応援してるぞ!!」という声援に顔をほころばせた。
「一部のニュースで、顔認証ができないほどやせこけたって書かれてびびりました」と笑いを誘うと、集まったファンや市民に「この通り元気ですのでご安心ください。今日はどうもありがとう!」と語りかけた。
みこしパレードの出発式典にも参加。「回復祈願」の札が付けられたみこしに乗り、拍子木で一本締めを披露した。
2023年に「はだのふるさと大使」に就任し、祭りを盛り上げてきた真矢。秦野市も、小田急線秦野駅の列車接近メロディーに11月下旬からLUNA SEAの曲を使うことを決めるなど、地元出身のロックバンドと地域おこしに当たる。
真矢が秦野市に寄せたコメントでは「(祭りに)幼い頃から欠かさずに参加してきました。6歳の頃からバチを握り自分のドラムのルーツにもなってます。LUNA SEAのスケジュールが決まる前に、この2日間は毎年空けてもらうようにしているくらいです」と地元愛をつづっていた。
真也は9月に脳腫瘍と診断されたことを公表。20年にステージ4の大腸がんが見つかり、治療しながらライブ活動を続けてきたことも明かした。