県内で8月に発生した重点抑止犯罪は438件で、25件減少した。自転車盗が減少した一方で、特殊詐欺や住宅対象窃盗が増加した。
県警によると、特殊詐欺は7件増の15件。偽の警察官をかたる手口が目立ち、若い年代の被害者も多いという。県警の担当者は「警察官はSNS(交流サイト)でやりとりをしない。SNSに誘導されたら、自身から警察に連絡してみてほしい」と話している。住宅対象窃盗は39件増の66件だった。県北地域での被害が増加している。担当者は住宅への侵入防止に効果的な防犯フィルムや防犯ブザーの活用を促している。