来春のセンバツ甲子園につながる第78回秋季栃木県高校野球大会兼秋季関東地区大会県予選は27日、宇都宮市の清原球場など2球場で準々決勝4試合を行い、文星芸大付、幸福の科学学園、国学院栃木、佐野日大が準決勝に進んだ。
春の県大会決勝以来となった佐野日大と作新学院の好カードは、佐野日大が6-3で勝利した。佐野日大は0-2の五回に4点を入れ逆転。七回も追加点を挙げ、優勝した昨年に続く4強となった。作新学院は最終回に1点を返したが、及ばなかった。
幸福の科学学園は、2-1で宇都宮工との接戦を制し、初の4強入り。五回に先制すると、宇都宮工の反撃をしのぎ切った。宇都宮工は終盤、得点圏に走者を進めるも、あと1本が出なかった。
文星芸大付は、1-1の四回に勝ち越すと、その後もリードを守り栃木工に5-1で勝利した。文星芸大付は3年連続のベスト4。栃木工は、佐野日大を破った夏に続く私立高撃破とはならなかった。
国学院栃木は5-1で石橋を下し、2年ぶりのベスト4。1-1の六回に2点を勝ち越すと、途中からマウンドに上がったエース辺見斗磨が相手の反撃を許さなかった。石橋は四回に同点に追いたが、その後の好機で勝ち越せなかった。
準決勝は10月4日、清原球場で文星芸大付-幸福の科学学園、国学栃木-佐野日大が行われる予定。
【試合結果】
文星付5-1栃工
幸福2-1宇工
国学栃木5-1石橋
佐野日大6-3作新学院