
第60回県知事盃争奪ゴルフ競技大会(県ゴルフ連盟、県ゴルフ場協議会、下野新聞社主催)は26日、栃木市のハーモニーヒルズゴルフクラブ(6015ヤード、パー72)でシニアの部決勝を行い、60歳の木村正宏(きむらまさひろ)(千葉)がプレーオフ(PO)を制し初優勝を飾った。
快晴、微風の絶好のコンディションの中、地区ブロック大会を通過した152人が出場した。1アンダー71で木村と戸祭康生(とまつりやすお)(芳賀)、西川忠克(にしかわただよし)(小山)の3人が並び3年ぶりのPOに突入。木村と西川の争いとなった2ホール目で木村がパーにまとめ、頂点に立った。
次の決勝はグランドシニアの部が10月9日、日光市のピートダイゴルフクラブVIPコースで行われる。
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第60回県知事盃争奪ゴルフ競技大会(県ゴルフ連盟、県ゴルフ場協議会、下野新聞社主催)は26日、ハーモニーヒルズGC(6015ヤード、パー72)でシニアの部決勝を行い、木村正宏(きむらまさひろ)(千葉)が戸祭康生(とまつりやすお)(芳賀)、西川忠克(にしかわただよし)(小山)とのプレーオフ(PO)を制し初優勝を果たした。
152人が出場。1アンダー71で3人によるPOに突入し、1ホール目の1番パー5(515ヤード)で戸祭がパーにまとめられず脱落。2ホール目の2番パー3(165ヤード)で5メートルのパーパットをねじ込んだ木村に対し、西川は3パットのボギーで決着した。大会規定で2位は西川、3位に戸祭となった。


歴代王者の1人、福田善一(ふくだぜんいち)(さくら)はインで34と2位タイの好発進を見せたが76で24位、昨年覇者で4度目の頂点を狙った阿久津英男(あくつひでお)(日光)も76で30位に終わった。
■木村正宏 5メートルパット沈めPO制す
シニアの部決勝プレーオフ(PO)2ホール目のパーパット。1メートルを残した西川忠克(にしかわただよし)(小山)に対し、5メートルを残した木村正宏(きむらまさひろ)(千葉)。「初めてのプレーオフだったが、勝つしかないと臨んだ。よく入ってくれた」。これを沈め、初優勝をつかんだ木村は気持ち良さそうに汗を拭った。
スタートのインは37で首位に4打差と出遅れた。ところがアウトは2バーディーの34と踏ん張りPOに望みをつないだ。
キーホールはインの9番パー4。110ヤードの第2打をミスしてグリーンオーバー。バンカー越えの難易度が高いアプローチもミスしてバンカーに。ダブルボギーを覚悟したが「まさかのオーケーの距離につけてボギー。あれは大きかった」と振り返る。
イーストウッドCCがホームコースで、本県の大会に挑戦してきた。茨城県の2コースでクラブチャンピオンに輝いている実力者。だが一昨年の一般男子の部は55位、県社会人アマ57位と上位には縁遠く「こんな大きな大会で勝てるとは」と驚きを隠さなかった。
優勝スピーチでは「来年、連覇を狙えるのは1人だけ。頑張ります」。さらなる高みを目指すと誓った。
(井上孝男)
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