【日光】山内の日光二荒山神社は18日、国道120号から境内入り口へと約200メートル続く「良い縁坂」(西参道)に設置している看板を新調した。
縁結びの神を祭る同神社は10年前に西参道に愛称を付け、看板を設置したり良縁を願うキャラクターを制作したりしてPRしてきた。設置していた木製看板が老朽化していたことから新調を決めた。
新看板はアルミ製で縦80センチ、横40センチ。足を含めた高さは約2メートル。「二荒山神社 西参道 良い縁坂」の文字を記し、円満やご縁といった願いが込められた紫色の「七宝(しっぽう)柄」もあしらった。制作は鬼怒川温泉大原の鬼怒川工芸に依頼し、4カ所に設置した。
斎藤芳史(さいとうよしふみ)権宮司(72)は「味のあるデザインに仕上げてもらった。徒歩だと息が上がるくらいの勾配だが、良い縁を目指して登ってもらいたい」と話した。