2011年の東京電力福島第1原発事故で約11年半の全町避難を強いられ、復興が進む福島県双葉町の産業交流センターで20日、成人式に当たる「はたちを祝う会」が開かれた。例年1月開催だが、避難先の成人式と日程が重なるため参加できないとの声があったことなどを踏まえ、約4カ月前倒しして実施した。
式には、事故当時4~5歳だった対象者67人のうち6人が振り袖やスーツ姿で臨んだ。抱負発表で、同県いわき市から参加した渡部颯人さん(20)は「東日本大震災後に支えてくださった地域の方々や家族に感謝しながら過ごしたい」と語った。
式典後は町内を巡り、新たに進出した企業を訪問するなど現在の町を見学した。
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