「誰も守ってくれない」など映画脚本で数々の受賞歴を持つ宇都宮市在住の脚本家鈴木智(すずきさとし)さん(62)が、「ラバウルの迷宮」(河出書房新社)を出版した。終戦直後、激戦地パプアニューギニア・ラバウルの日本人収容所で「忠臣蔵」が上演された史実を基にするヒューマンサスペンスで、鈴木さんにとって初の小説。悲劇を経た状況下で舞台上演に「生きる喜び」(鈴木さん)を見いだす元日本兵らを生き生きと描き、「芝居や映画が好きな人にも読んでほしい」と話す。
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