関西電力は19日、美浜原発(福井県美浜町)での原発新設に向けて11月から開始する地質調査について、美浜町議会の原子力発電所特別委員会で具体的な計画内容を説明した。町議からは十分な調査を望む声が上がった。
関電の担当者は、最長で2030年ごろまでに同原発の北側と南側エリアでボーリング調査などをし、深さ50メートルまでの地下構造を把握する方針を説明。将来活動する可能性がある断層がないことを確認するとした。
河本猛町議は、原発周辺の地下数キロにあるとされる断層に言及し「50メートルは相当浅い」と批判。別の町議は「原子炉設置に適した土地かどうか丁寧に調べてほしい」と注文を付けた。
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