アニメ「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」(9月19日全国公開)のワールドプレミアが東京都内の映画館で開かれ、上映後のイベントで主人公デンジ役の声優戸谷菊之介は「アクションシーンがとんでもない。アトラクションのようにワクワクして、興奮します」と映画の魅力を語った。
原作は、現在「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中の藤本タツキの同名漫画。貧しく暮らしていた少年デンジが、ある出来事から「チェンソーの悪魔」と契約して「チェンソーマン」となり、公安所属のデビルハンターとして悪魔と戦う。
劇場版は、2022年放送のテレビアニメの続きに当たる物語。デンジが偶然出会った謎の少女レゼに翻弄されていく。
イベントに登壇したデンジの先輩アキ役の声優坂田将吾は「しっとりしたシーンとの緩急がすごい」、レゼ役の上田麗奈は「迫力のある映像だからこそ、音楽の力を感じる」と声を弾ませた。
テレビアニメでは米津玄師の主題歌「KICK BACK」が大ヒット。エンディングテーマには週替わりで違う楽曲を使用し、音楽面でも注目を集めた。劇場版の主題歌は米津の「IRIS OUT」。エンディングは米津が作詞・作曲し、宇多田ヒカルが歌唱で参加した「JANE DOE」。挿入歌はロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」が担当した。