関西電力は17日、美浜原発(福井県美浜町)で検討する原発新設に向けた地質調査の計画を発表した。今年11月から開始し、最長で2030年ごろまで実施する。敷地内外で地質や活断層の有無を調べて候補地を絞り込み、次世代型原発「革新軽水炉」を念頭に事業環境の状況なども踏まえた上で新設について判断する。
調査は、美浜原発北側エリアを対象に10年にも進められたが、東京電力福島第1原発事故後に中断した。事故後にできた新規制基準では、活断層の真上に原子炉建屋といった重要施設は設置できなくなった。候補地の選択肢を増やすため、南側も含めより広範に調べる。
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