宇都宮地方気象台は16日午後4時27分、「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では気温上昇などの影響で、17日昼過ぎから夜遅くにかけ大気の状態が非常に不安定となる見込み。気象台は低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけている。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要という。

◇最新の防災・気象情報

 気象台によると、雨雲が予想以上に発達した場合などには、警報級の大雨となる可能性がある。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要という。

 17日に予想される1時間降水量は多い所で北部、南部ともに50ミリ。

 16日午後6時から17日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部ともに80ミリ。

 その後、17日午後6時から18日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部ともに80ミリ。