浅尾慶一郎環境相らは16日、東京・霞が関の環境省が入る庁舎で、東京電力福島第1原発事故に伴い福島県内の除染で発生した土を用いた花壇を視察した。公共事業での除染土利用に向け、国民の理解を広げるのが狙い。
除染土は中間貯蔵施設(同県大熊町、双葉町)から運び出され、14日に環境省、経済産業省、復興庁がそれぞれ入る庁舎の花壇に入れられた。政府は中央省庁9カ所で使用する予定で、残る省庁にも順次運び込む。
浅尾氏は視察後の会見で、「政府が率先して取り組むことは大きな意義がある」と強調。伊藤忠彦復興相も復興庁の花壇を視察し、「福島を復興させていくためにも極めて重要な事業だ」と述べた。
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