第3ピリオド18分46秒、アイスバックスのFW出口(中央)が1点差に迫るゴールを決める=日光霧降アイスアリーナ、森田大地撮影

 アイスホッケーアジアリーグは14日、日光霧降アイスアリーナで1試合を行い、HC栃木日光アイスバックスはRE北海道に2-3で競り負けた。開幕2連勝とはならず、通算1勝1敗で勝ち点3。

 バックスは第1ピリオド(P)7分、自陣でパスを奪われて失点。同18分と第2P7分はこぼれ球を押し込まれてリードを広げられた。攻撃は第3P残り3分から6人攻撃を仕掛けて反撃。FW鈴木円(すずきまどか)、FW出口圭太(でぐちけいた)が得点を挙げて1点差まで詰め寄ったが、追い付くことはできなかった。

 次戦は20日午後2時から、同会場で昨季リーグ王者の安養と対戦する。

最終盤に1点差まで詰める意地

 快勝した開幕戦から一転、バックスは精彩を欠いた。第3ピリオド(P)にプロ初ゴールを決めたFW鈴木円(すずきまどか)は「昨日(開幕戦)のような良いプレーをすればどのチームにも勝てる。ただ今日のような悪い内容を続けたらどこにでも負ける」と好不調の波を指摘した。