環境省は12日、東京電力福島第1原発事故に伴い福島県内の除染で発生した土の一部を、13日から東京・霞が関の同省など3カ所で利用を始めると発表した。保管している中間貯蔵施設(同県大熊町、双葉町)から運び込む。政府は8月、中央省庁9カ所で除染土を利用するなどとした工程表をまとめていた。福島県外での利用は、首相官邸に続き2例目となる。
環境省によると、3カ所は同省、経済産業省、復興庁がそれぞれ入る庁舎。3カ所での利用量は計約45立方メートルとなる。13日は搬入先となる花壇の土を撤去し、14日に除染土を入れ、15日は植物を植える。他省庁での利用は調整中としている。
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