宇都宮地方気象台は12日午前5時54分、「大雨と雷及び降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。県内では12日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風、降ひょうにも注意するよう呼びかけている。

◇最新の防災・気象情報

 気象台によると、県内では暖かく湿った空気が流れ込むため、12日夜遅くにかけて大気の状態が不安定となる見込み。雷を伴う強い雨が降る所があり、雨雲が予想以上に発達した場合などには、警報級の大雨となる可能性もある。また、これまで降った雨により、地盤の緩んでいる所があるという。

 12日に予想される1時間降水量は多い所で北部、南部ともに20ミリ。12日午前6時から13日午前6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部ともに40ミリ。