東北電力が東通原発(青森県東通村)に到達する最大の津波の高さを、従来の想定より約30センチ高い12・4メートルに引き上げたことが11日、同社への取材で分かった。津波対策として敷地の一部を4メートルかさ上げし、海抜17メートルとするため再評価した。近く原子力規制委員会の会合で説明する。
規制委は昨年2月、最大12・1メートルとする東北電の津波想定をおおむね了承していた。再稼働を目指す1号機の原子炉建屋は、これより高い海抜13メートル地点にあるが、東北電は今年2月、さらに余裕を持たせるため周辺をかさ上げすると発表。陸上をさかのぼる津波の高さや動きが、どのように変わるのかを調べていた。
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