那須町で1月、乗用車が軽トラックに衝突した死亡ひき逃げ事件で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)とひき逃げなどの罪に問われた那須塩原市の男性の裁判員裁判論告求刑公判が8日、宇都宮地裁(児島光夫(こじまみつお)裁判長)で開かれた。検察側は「運転態様は極めて危険」として懲役15年を求刑。弁護側は危険運転の成立を否定し、適正な量刑を求めて結審した。