宇都宮地方気象台は8日午後4時15分、「雷と突風及び降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県内では、8日夜遅くにかけてと、9日昼過ぎから夜遅くにかけ、大気の状態が非常に不安定となる見込み。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な激しい雨に注意するよう呼びかけている。

 気象台によると、9日にかけ前線が本州付近に停滞する見込み。県内では、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や日中の気温上昇の影響により、大気の状態が不安定となっているという。

 気象台は、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要という。