2011年の東京電力福島第1原発事故により閉校した福島県大熊町立熊町小の震災遺構化を目指すグループが6日、具体的な利活用方法を話し合うワークショップを開いた。ガイドを置いて事故を広く知ってもらう案や、町民が集える場所にする案が出た。町は校舎の遺構化を視野に入れており、グループはこれらのアイデアを伝える。
熊町小は10年5月時点で約330人が在籍していた。避難によりランドセルなどがそのまま残され、昨年初めて、引き取りのため卒業生らに校舎を開放した。今も多数の学用品が残っている。
ワークショップは、津波で同小1年の次女を亡くした木村紀夫さん(60)の団体などが共催。
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