宇都宮地方気象台は25日午前5時53分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県では、25日と26日の昼前から夜遅くにかけて大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒するよう呼びかけている。

 また落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意を呼びかけている。

 気象台によると、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気や日中の気温上昇、上空の寒気の影響で、県内は25、26の両日の昼前から夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性がある。

 予想される1時間降水量は多い所で25日が北部、南部ともに60ミリ、26日が北部、南部ともに40ミリ。

 予想される24時間降水量は多い所で、26日午前6時までに北部、南部ともに100ミリ。その後、27日午前6時までに北部、南部ともに60ミリ。