物語の舞台として架空の地方紙「高知新報」が登場した、NHK連続テレビ小説「あんぱん」。俳優今田美桜さんが演じる主人公若松のぶをはじめとした、同作に登場する記者の演技を監修したのは、下野新聞社OBで書家の前田惣吉(まえだそうきち)さん(81)=栃木県栃木市出身=だ。豊富な記者経験を買われ、高知新報の編集局の時代考証にも関わったという前田さん。取材すると、作中の高知新報と下野新聞の「たまるかー!」な関係を知ることができた。
主人公のぶが働く高知新報は、高知県の地方紙「高知新聞社」がモデル。作中では、のぶが記者として働く高知新報に、やなせたかしさんをモデルにし幼なじみの柳井嵩も採用され、一緒に働き始めた。
高知新報が物語に登場し始めた6月下旬以降、毎週月曜の番組オープニングでは「記者指導」として前田さんの名前が表記された。オファーが届いたのは2024年の暮れだった。
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