後半、相手ゴールに迫る栃木SCのFW五十嵐(左)=香川県丸亀市のPikaraスタジアム

 明治安田J3第20節は12日、北九州市のミクニワールドスタジアム北九州ほかで10試合が行われ、栃木SCは讃岐に今季最多失点の1-4で大敗した。通算6勝5分け9敗で勝ち点23のまま、順位を14位に落とした。

 前半18分にFW中野克哉(なかのかつや)のゴールで先制したが6分後に追い付かれた。後半は2分に勝ち越されると、その後も8分、32分と立て続けに失点を重ねた。

 次戦は20日午後7時から、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで相模原と対戦する。

「J2昇格」の気概はどこに

 覚悟を決めて臨んだ後半戦初戦のはずだった。しかし栃木SCは、その一戦で最下位に沈む相手に今季最多の4失点で大敗する醜態をさらした。