(C)2025映画『夏の砂の上』製作委員会

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 キャストの方々それぞれの演技とアンサンブルがとてもいいです。息子を失い、職を失い、空っぽになってしまっている中年男性が、ちょっとだけ成長するお話。映画「夏の砂の上」(玉田真也監督・公開中)の舞台は、雨が一滴も降らず、からからに乾いた夏の長崎―。

 主人公・治(オダギリジョー)は、5歳の息子を亡くし、勤めていた造船所は潰れたけれど、職探しに出ることもなく、細い坂道の途中にある一軒家で、ひとり過ごしています。出ていった妻・恵子(松たか子)と、造船所時代の後輩・陣野(森山直太朗)との関係には気づいていない振り…。

 妹・阿佐子(満島ひかり)が17歳の娘・優子(高石あかり)を連れてやってきて、博多の男のところで店を持つから、娘を預かってと言うと、さっさと一人去ってしまいます。治と優子の同居生活が始まります。

 2人と関わる他の登場人物(高橋文哉、篠原ゆき子、光石研)も見どころがあり、人間の機微がじっくりと描かれていきます。それでは…

 ▼助演俳優賞を差し上げたくなるような2人それぞれの場面とは?

 ▼原作戯曲(松田正隆著)との関係、戯曲にはない、映画ならではの好場面とは?

 YouTube「うるおうリコメンド」(略称うるりこ)で、記者さんたちと詳しくお話ししていますので、ぜひご覧ください。

▼今回の動画URL

https://youtu.be/96oyECWGLI8

▼映画「夏の砂の上』7月4日公開

・出演:オダギリジョー、髙石あかり、松たか子、森山直太朗 高橋文哉、満島ひかり、光石研

・監督・脚本:玉田真也

・原作:松田正隆(戯曲『夏の砂の上』)

・音楽:原摩利彦

・配給:アスミック・エース

 【やまざき・あみ】タレント、モデル。写真集「Cantabile」(ワニブックス)発売中。1997年生まれ、東京都出身。音楽大卒。Netflix映画「シティーハンター」出演。フジテレビ「ラフ’s ラボ」レギュラー。