第27回参院選は3日公示され、20日の投開票まで17日間の選挙戦を繰り広げる。改選1議席を争う栃木選挙区は、3選を目指す自民党現職の高橋克法(たかはしかつのり)氏(67)=公明党推薦、立憲民主党新人の板津由華(いたづゆか)氏(37)、共産党新人の福田道夫(ふくだみちお)氏(66)、参政党新人の大森紀明(おおもりのりあき)氏(54)、政治団体「NHK党」新人の高橋真佐子(たかはしまさこ)氏(60)の5人が立候補を予定している。2007年の定数削減後では前回(22年)の6人に次ぐ多さで、物価高対策を最大の争点に激しい選挙戦が予想される。